タイマンvol.4『カステラと伊達巻』※終演しました


【作】

齋藤陽介

【出演】

笠井里美 齋藤陽介 森田祐吏

【日時】

2016年2月25日(木)〜29日(月)@ライト サイド カフェ
2月25日(木)19:30
2月26日(金)19:30
2月27日(土)12:00/19:00
2月28日(日)12:00/19:00
2月29日(月)12:00/19:00

【料金】

一般:2500円(前売/当日共、1ドリンク付き) 
甘味セット:3000円 ごはんセット:3500円 スペシャルセット:3800円(ごはん+甘味)
※チケット12月25日(金)より発売開始

ご来場ありがとうございました!!

主宰 齋藤陽介による挨拶文


「血を分けた他人」
齋藤です。
実に2年ぶりのタイマン本公演となります。お久しぶりです。

この2年間、みなさまの周りではいろいろなことがあったと思います。…なかったかもしれませんが、それはそれでとても平穏なことです。僕はいろいろなことがありました。特に大きなことと言えば、結婚したことです。まさか自分が結婚するとは思ってもみませんでしたが、する時はするもんですね。人生は未知で、未定です。

もうひとつ、僕自身の結婚と同じくらい、いやいやそれ以上の大事件と言ってもいい出来事がありました。

妹の結婚、そして妊娠です。
妹もいい歳ですからそりゃ結婚も妊娠もする時はするんでしょうが、実際にそれが現実となってみると兄としてはけっこう衝撃と言うか、今まで味わったことのない感情が沸き上がってきました。もちろん喜びが大きかったんですが、けっこうショックも大きくて、「いつも俺の後をついてきてたおチビちゃんが、いつの間にか大きくなって、今度は自分でおチビちゃんを産もうとしてるのかよ!」みたいな、まあそれはちょっと大げさですね、でもなんかそういう、気持ちがついていかない感じがありました。それも今はもう落ち着いていて、会うたびに大きくなる妹のおなかを触っては、「陽介おじちゃんだよ~」とか話しかけながら、心の中で強く感動しています。

当たり前だけど、自分自身が大人になってきたのと同じようにして、同じおなかから生まれてきた妹も大人になってきたんだよなあ。そしてこれからも同じように老いていくんだなあ。そんなことをしみじみと思ったので、今回は兄弟の話をやろうと思います。

齋藤陽介が『カステラと伊達巻』についてブログを投稿しています⇒ブログはこちら
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